とりわけ学生の方や会社等で傷つきやすい方に参考になればと思い本記事を書きました。
まず上記について考える前に真面目の意味について記載します。
真面目とは①本気であること。うそや冗談でないこと。
➁まごころをこめること。誠実なこと。
*以下本文章ではこのような意味で論を進めますので融通が利くとか器用とか要領の意味は含めておりません。仕事や人とのコミュニケーションにつき改善の余地があるならば速やかに改善すべきです。相手方の発言が善意のものであり改善のヒントがあるのであれば耳が痛くても一度はしっかり聞いてみるのもありだと思います。
このように辞書的な意味では真面目に対しマイナスのイメージはありません。
ですが日本では真面目という語が否定や侮辱を伴った意味で使われることがよくあります。
しかもそれが全く関係ない第三者だけでなく、親や仲間が言ってきたりするのです。
私も学生の頃などは真面目だと侮辱的なニュアンスで言われ傷ついたことがありました。
そもそも真面目なのはいけないことなのでしょうか?
個人差もありますが、孫正義さんやビルゲイツさんのようなビジネスで成功された方もそうですしイチローさんや大谷選手のようなスポーツで成功する方そうですが一流の方は真面目に徹底的な努力をしています。おれは勉強していないと言ってテストではいい点を取る人も陰では真面目に努力をしていました。もちろんただがむしゃらにやればいいというわけでなく工夫をしながら努力を継続しないと結果は出にくいですが。そもそも真面目にやらないと結果は出ないわけであって世の中の成功者のほとんどは真面目な努力家ではないでしょうか。
では人を真面目だと馬鹿にする人がなぜいるのか?
意識的か無意識的かは別として以下のような理由が例としてあるのではないでしょうか。
①自分も周りから真面目だと馬鹿にされた。
➁相手を真面目だと否定して自分が精神的に優位に立ちたい、楽しみたい。
もっとも融通が利かないとかいう意味で善意で真面目という言葉を使う人もいますのでそういう人には具体的にどういうところが融通が利かないのかをしっかり聞いて相手の意見が的を得たものであるなら聞くべき時もあると思います。
では自分に対し真面目だと悪意で侮辱する人に対してどう対応すべきでしょうか?
①不快なら不快だとはっきり言う→相手の気分を害さないよう表現を工夫する必要はありますが。何か相手方が善意で言いたいことがあるならばその真意を具体的に確認する。
➁適度に距離を置く→相手が馬鹿にする趣旨でこちらにマウンティングするタイプの人間であれば付き合いの距離を置いてもっと自分を尊重してくれる仲間を探したほうがいいと思います。
③自己啓発メンタルトレーニング、その他心理学等を勉強することでセルフイメージを高めておき、否定的なことを言われても心が傷つかないように自己防衛技術を磨いておく。
④職場の先輩や学校の友達等、距離も置けず逃げるのも不可能な関係の場合は紙にうらみつらみを書きまくって考えを整理したりストレスを解消する。
⑤人とのコミュニケーションや仕事術や勉強術などを徹底的に磨きつつ仕事や勉学に励み人一倍の結果を出す。
真面目だと言われ傷ついている方に言いたいのは、真面目な性格は素晴らしいことであり才能の1つだということです。胸を張って生きていってほしいと思います。
あくまで私見ですのでご了承下さい。